お片づけの相棒
"what to buy is what to vote"
買い物はどんな社会に一票を投じるかということ。
名古屋にあるフェアトレード商品を扱う雑貨屋で購入したカゴについていたこの言葉。
フェアトレードの代表的な考え方みたいです。
この買い物は私の人生のターニングポイントで、
当時一般事務の仕事をしていた私が
"作り手の想いを人々に伝える仕事がしたい"
そんな風に考えるきっかけになったものでした。
今回はこのカゴについて書きます。
大きさの程よさと持ち手がお気に入り。
最初は刺繍用の裁縫道具をいれていたのですが、
なんだかしっくりこない。
もっといい使い方ないかなぁといろいろな試行錯誤の末、
行き着いたのが"なんでもボックス"(名付けのダサさは置いておいて...)
その名の通りなんでも入れます。
昔から片付けが苦手な私。
いつの間にか細々したものが散らかってしまうんです。
一人暮らしの部屋はどんなにちらかしても、
(当たり前ですが)誰も怒ってはくれません。
そこで、ふと、ものが散らかっていると気付いたとき、
とりあえずこのカゴになんでも入れることにしました。
街中でもらったポケットティッシュや試供品。
片方しかないピアス。
ポストに入っていたハガキ。
などなど...
とにかく散らかっているものを全てこのカゴに入れます。
暫定的な片付け方法ではありますが、散らかったものを一つの場所に集約することは、2つのメリットあるように思います。
1.一見部屋が片付いている状態になる(笑)
2.今どれだけのものを自分が所定の場所に戻していないかが明確になる
特に2.は大事で、
基本はこのカゴの中身を決まったタイミング(私の場合は土曜日の午前中)にいる/いらないを含め片付けるのですが、その片付けをサボってしまった場合、
この籠にも収まらないほどものが溢れてきます。
その時、やばい!片付けないと!
と自分自身に気づかせるきっかけとなるのです。
さらに私の場合、本来苦手な片付けの時間が
お気に入りのカゴを左手に持ちながら、部屋中を回る時間となり、
その結果、カゴが空っぽなった時の爽快感といったら…
オススメです。
平日慌しく過ごしがちな人。
片付け嫌いな人。
是非お気に入りの入れ物を探して、
"なんでもボックス"を作ってみてください!
おわり